③偏差値やかつてのイメージでの学校選び


学校選び。それは受験において親がしてあげられる最も重要な仕事のひとつです。

子どもの希望、親の考え、進学実績、施設や環境、通学時間、学費・・・

学校を選ぶ際の要素は様々です。重視する部分も各家庭によってかわってくるでしょう。

ただせっかく時間をかけ受験をするのですから、納得する学校選びをしたいものです。

 

その中で「失敗しやすい学校の選び方」としてありがちなのが、「偏差値」と「イメージ」です。

まず、学校の難易度を知るひとつの要素となっている「偏差値」

この偏差値は果たして学校の「魅力」を表す指標となるのか。

 

そもそも偏差値とは「ある集団の中で、どれくらいの位置にいるのか」を表したものです。

この「ある集団」というのが中学受験では非常にポイントとなるのです。

首都圏で中学受験を考える生徒の学力は一般的に平均より高いといわれています。

そして首都圏で中学受験をする生徒は大体15~20%ほどです。

このことを考えると、平均学力の高い集団の中で平均偏差値(多くは50)をとるということは、結構大変なことなのです。

そして中学受験で偏差値50ということは母集団の大きな高校受験に置き換えると大体60くらいだとも言われています。

学校によっては偏差値40台の学校が、高校受験時には60を超えてくるケースもあります。

まずは、中学受験の偏差値を数字通りにとらえないようにすることが大切です。

 

次に「偏差値とは入口を表す数字であり、出口(実績)を表すものではない」ということです。

男子校・女子校、共学校を比べても、実績は大きく異なりますし、東京、埼玉、千葉で比べても全く違うものです。

「偏差値の高い学校に行けば、いい大学に入れる!」ということはありません。

(可能性が少し高まることはあるかもしれませんが・・・)

第一、進学実績だけで決めてもいいのでしょうか。

子どもが6年間通う学校ですから、勉強面以外の部分も見ていくべきだと思います。

 

よって偏差値「だけ」で学校を線引きすることはお勧めしません。

もちろん学校を色々見て、「いいな」と思った学校がやっぱり偏差値の高いところだったということもありますので、

それを否定しているわけではありません。

ただ、「偏差値○○以下だったら高校受験」というのは少し考えた方がいいかもしれませんね。

 

また、学校に対するイメージで選ぶことも避けた方が良いでしょう。

私が受験したのは今から15年ほど前でしたが、今とは難易度も違えば、受けた当時男子校だった学校が共学になっていたり、合併してまったく違う学校になっていたり、経営者や校長先生が変わられて雰囲気や実績が全く違うものになっていたり・・・

少子化の折、学校も経営努力をしなければ生き残っていけない時代になってきました。

ほんの3,4年の間でさえ学校に対するイメージが変わります。

「昔はあんまり評判が良くなかった・・・」というイメージで選択肢から外してしまうのはもったいないかなと思います。

(すべての学校が良い方向に変わっているわけではないのですが・・・)

 

もちろん受験生の数だけ学校選びもあるので正解はありません。

当塾では、様々なご家庭の考えを伺い、本人の性格や実力を見て学校選びのアドバイス、サポートをさせていただきます。

わからないことがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

 


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