残り82日

都内入試まであと82日、千葉入試まではあと70日となりました。埼玉入試なんかはもう2か月を切りました。毎年のことではありますが時間が経過するのは早いものです。

どんなにあがいても時間が経つことを防ぐ術はなく・・・与えられた時間の中で努力をし、自分の行く学校を自分で勝ち取ってほしいと思います。

6年生は、冬期講習も差し迫り、残り半分もない日曜特訓、年末年始の特訓授業、直前期個別授業などなど忙しい毎日を送っています。授業を設定している私から見ても、「本当によくやっているな」と感心します。(生徒たちに怒られそうですが)

その中で順調にきている生徒、波の激しい子、あまり調子の上がらない子・・・と様々おり、保護者の方々も模試の結果を見て、ダメだとわかっていながらも一喜一憂し、落ち着かない日々を送っている事と思います。この時期あたりからだんだん眠れなくなってきますよね。

子どもは自分のことなのに、どこか他人事だし、なんだがぽけ~っとしてるし、見ている方がやきもきしてしまう。

それでついつい・・・

「ねえ、そんなことで受かると思ってるの!?」「落ちたらどうするんだ!?」「なんでこんなに出来ないの!?」「塾で何聞いてきたの!?」「あと〇〇日しかないんだよ!?わかってるの?」「もう受験やめなさい!!」

それに対して子どもは・・・

「そんなこといわれなくてもわかってる!」「今やろうと思ったのに!」「お母さんは解けもしない癖にいちいち口出さないで!」「先生は〇〇って言ってたもん!」「もう受験なんかやめてやる!」あとはなんでしょうか・・・?

こういう衝突は絶対に控えてください!・・・と立場上言わなければならないのでしょうが、あんまりそういうつもりはありません。(問題発言ですかね?)

子どもの傍に立って教えていて、自分が受験生だった頃を思い出しても子どもたちの言い分はよくわかりますし、理解できます。

もちろん親としての立場で考えると、「自分も言うだろうな~」とも思っています。(これも問題発言ですかね??)

この時期そういった衝突はやはりあるものですし、ネットや本の成功体験みたいなものを読むと「みんな穏やかに過ごしている・・・うちだけヤバいかも?」と思うかもしれませんが、多分8~9割ぐらいのご家庭は大小様々な衝突を繰り返しているはずです。

仕方がないのです。立場が違うのだから。親は我が子なのに我が子のことがわからないですし、子どもは親のありがたみなんてまだまだわかりません。(もちろんどこにでも「できた子」はいますが)

子ども達が楽観的に見えるのは、大きく挫折した経験が大人に比べてないからです。大人が失敗を経験してきたのに対して、生まれて10年そこそこの子どもがそう多く挫折しているはずもないのです。だから口に出す子は少ないですが、「なんとかなるだろう!」と思っています。私なんて「自分が落ちるわけない!」とか思っていました。(だから某千葉最難関校に落ちたときは、それはもう地球の終わりみたいな気持ちになり、わんわん泣きました。過去問もやらなかったクセに)

子どもたちの「なんとかなるだろう!」は私達が最大限なんとかするつもりです!できれば代わって受験してあげたいぐらいですが、こんなデカい小学生がいるわけもなく・・・(3年前の卒業旅行の時に何故か小学生に間違えられたのは内緒です)

残り70日だろうが、80日だろうが子どもはグングン伸びますし、残り1日でも伸ばします!

私も今年の1月は元日(元旦じゃなく元日ですよ?受験生の皆さん)のみお休みをいただきますが、2日からの30日間は受験生のために尽力したいと思います。

なので、保護者の方々は出来うる限りでサポートしてあげてください。子は親の立場を立ったとはありませんが、親は子の立場に立った経験があります。(私が小学生の時はこんなんじゃなかった!とか言わないでくださいね・・・)無理に理解しようとしなくていいので、それぞれの立場で「それなりに」「自分なりに」一生懸命なんだろうな、くらいに思って上げられればそれでいいのではないでしょうか。

 

何か少しでも不安なことがありましたら、いつでも仰ってください。面談でも、電話でも、メールでも構いません。ご要望があれば最大限対応いたしますし、愚痴を仰っていただくだけでも構いません。

後悔がないように皆でサポートしていきましょう

 

また、今週来週の2週間で、4、5年生は当該学年のカリキュラムを終了します。4年生は1年間の総復習。5年生は6年生のカリキュラムに突入します。かなり速いペースですが、6年生になった時にしっかりと復習をかけていきますので、日々しっかりと確認テストの勉強をして、その時々のことを確実に理解・定着させていきましょう。

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