5年生国語強化
時期的に6年生の話題ばかりになってしまっていたので、今日は少しだけ5年生の話を。
この冬期講習Ⅱ期、5年生は理科と国語の授業となっていますので、私(茂山)は午後から5年生と6時間ほど向き合っています。
国語Tクラスでは、3日間で過去問を3校分解いていきました。(栄東、芝、明大明治)
既に合格者平均を上回っている強者もいますが、まだ5年生。厳しい結果の子がほとんどです。
一般的に考えて今の時期(今年の5年生は春から解いていましたが)に過去問を解いていくのは、時期的に早いでしょう。
ただ、今の時期だからこそ最終的なゴールを見ておきべきだと考えています。
なので、点数がうんぬんではなく今私が見たいポイントは、
①時間配分がしっかりとできているか。
②記述の幹を立てられているか。
③接続語、指示語の処理ができているか。
④漢字・知識がどれだけ取れているか。
この4つです。
今日はSクラスでも過去問演習を行いましたが、上記のポイントが達成できている子はまだまだ少なかったのが現状です。
(Tクラスでも③、④の達成度はまだまだです。)
この冬期講習の4日間は①~③の強化に時間をかけています。読みに厳しい時間制限を設け、小問1問にも30秒~4分ほどの制限を設けています。限られた時間の中で要点を抽出し、映像化、構成把握を行い、解く際は即座に解法パターンに当てはめて処理する。算数に強い5年生が、国語力を身につけることができれば鬼に金棒です。
受験目前(すでに始まっている子もいますが)の6年生の様子を見て、すこしずつエンジンがかかってきている5年生。
君たちの受験もそう時間があるわけでもありません。自分のやらなければならないことを「継続して」やるようにしましょう。