春期講習総括

新学年に変わり初めての講習会も一昨日終わりを迎えました。本日より通常授業がスタートいたします。

例年に比べても非常に実りある講習会になったと思いますが、お家での様子はいかがでしょうか。特に5年生6年生には受験生としてあるべき姿を訴えかけ、負荷をかけていったので教室では大きく変化が見れましたし、それが家庭の方でも見られたらうれしいです。

 

以下生徒達に話した内容を箇条書きにしてみたものです。

  • (4年生5年生)とにかく計算漢字暗記モノにしっかりと時間をかけて取り組むこと。ベーシックな部分は今しかできないし、土台をしっかりしないと上に積み上げることはできない。5年生になってから、6年生になってからがんばろうなんて甘い。やっている子はもうやっている。自分のやらなければならないこと、やりたいことに対してやる気が出ないのであれば、それは自分の目標になっていないから。自覚が足りない。「自分以外の誰かにやる気を出させてもらおう」なんて甘い考えをもっている人間はどこかでうまくいかなくなる。自分が志望校に合格したいなら、自分でやる気を出しなさい。
  • (5年生)今の自分の現状をしっかりと把握すること。「前日やった内容をテストして全く取れない」というのが今の自分のレベルだし、そうなったときに授業中の取り組み方を変えたり、間違えたものをごまかしたりする行為を正したり、失点の原因を「ケアレスミス」という言葉で軽くとらえたりする部分をやめたり…そういったことをまず行っていかないといけない。その姿勢を生徒がとって、授業中じゃ補えない部分を講師が補填して、成績を上げていこうよ。自分の成績のことなんだからまず自分からでしょう。
  • (6年生)普段の宿題を「できるようになるまで、正解するまで」とこだわればこんだけ時間がかかるし、実際しっかりやればこれだけ点数が取れる。君たちがいかに家で適当にやっているかがこれで明らかだよね。図を描く、途中過程を消さない、正解するまで何度も先生に持っていく…細かい部分にひとつひとつこだわることが出来なければ、合格なんてできない。受験は合格か不合格かしかないんだからとにかく結果にこだわりなさい。結果にこだわるためには細かい部分にこだわりなさい。小さいことを丁寧にできない人間は大きいことを成し遂げることはできないから。

 

上記のような話をする過程で、すでに伝えた学年もありますが、今日からまた新たにルールを定めます。

それは、「原則解答欄以外に消しゴムを使わない」ということです。

自分の間違えを自分で把握するため、やり直しを充実させるために教室では徹底していきたいとおもいますので、家庭学習の際もご協力をお願い申し上げます。

また、教室でのルールも今一度ご確認ください。

 

子どもたちは春期講習で学んだこと、努力したことを忘れずに今のペースで勉強に取り組んでもらえればと思います。もうあと3か月ちょっとで次は夏期講習です。4年生以上は夏期課題がありますので、春期講習よりもはるかにハードになります。しっかりと準備をして臨みましょう。

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