暗記ノート
今日は「何度も同じ間違えをしてしまう…」という悩みを持った子に、いいアドバイスを…
今から16、7年前くらいでしょうか。
私、茂山も中学受験勉強をしていました。
当時の茂山少年は、大がつくほどの算数嫌い&苦手な、ただ頭の大きいだけの小学生。点数を取りに行くところと言えば、感覚で解いていた国語と理科の計算問題以外の暗記モノでした。
茂山少年にとって特に暗記モノは生命線で、算数の出来るライバル達に対抗するためには、知識量を増やすことしかありませんでした。
そんな私が今でも「やっててよかったな~」と思うことが2つあります。
1つは毎朝の計算一行問題、漢字知識演習。1時間くらいでしょうか。直前期はもっとやっていたかもしれません。
算数が苦手だった私は、序盤で点数を落とすと後ろで取れない…。だから絶対に計算ミスはしないように心がけていました。
漢字や知識は前述の通り、算数で足を引っ張ってしまう分、国語で貯金を作りたかったので、知識分野はノーミスで突破できるように訓練していました。
もう1つは、「暗記ノート」をつくること。
理科や社会で、授業中やテスト等で間違えた問題や、少しでもわからないものをジャンルや順番を気にせずに書き連ねていました。
模試や本番のテスト前の最終チェックにつかったり、すき間時間にチラッと眺める用の「自分の苦手な部分だけがつまったノート」は知識を定着させる一番のツールだったと思います。
そんな話を生徒にチョロっと話をしたところ、女子の何人かが↓のように早速ノートを作っていました。
形式にはこだわらず、コンビニとかで売っている小さなノートに、どんどんわからないものを書いていくだけでいいのです。
時間をかけずに、机の端っこに置きながら、必要なことだけ絞って書く。
(何度もみなおしていく事で2度め、3度めの間違えも防げるので、お母さんのストレスも幾らか解消できるかも!?)
誰にでもできる簡単な作業なので、是非実践してみてください。
似たような話ですが、テストの直しノートも考え方は同じです。
皆一生懸命直してはいるのですが、「そのノートだけを見直したときにすぐに納得できるノートになっているか」ということをよく考えながら書いてみてください。
「これは~」とか「アではなくウです。」等と書いても、時間がたって見直したときにわかりませんよね。
せっかく時間をかけて作るのだから、受験までずっと使えるノートをつくりましょう。