筆記用具

段々と汗ばむ日が多くなってきており、もうそろそろ夏になるなと実感がわいてきました。

同時に小学生を悩ませる感染性の病気で欠席する子が増えてきているので、体調には十分に気を付けてもらいたいものです。

 

さて、今日は教室に皆が持ってくる筆記用具について少しお話を…

だらだらと長く書くのもあれなので、結論から言ってしまうと、

「シャープペンシルより鉛筆を使おう」

「ペンは赤、青、緑の三種類と蛍光ペン1種類で良い」

「ノートは大きく使おう」

といったところです。

 

「今時シャーペンだめって…古っ」とどこからか聞こえてきそうですが、

「シャーペンは芯が出なくなって、いつまでもカチカチしているのが時間の無駄!」というのが理由です。鉛筆なら折れたら次のを使うか削るかのアクションを起こすことができますが、シャーペンはカチカチカチカチ…とやったあと、詰まっているのかなんなのか、「結局出ませんでした」というのが見ていてあまりに多い。そして分解してみて、部品がどっかに行って…よくある光景です。時間があまりあまって仕方ない!という生徒が「もし」いれば使ってもらって構いませんが、どうしても使いたいのであれば、勉強でない時間に使ってもらえればと思います。

 

ペンの数を少なく・・・女子からのブーイングが鳴り響いていそうですが、

「そんなに綺麗に飾って、いったい何が目的なの?」というのが率直な疑問です。色が増えれば増えるほど、全体がぼやけて重要な部分が見えにくくなります。ノートを取る時間も長くなりますし、第一その色分けは本当に統一感があるのか?という疑問も生まれます。あまり必要がないように思える色分け。「それが成績につながるんだ!」という理由を述べてもらえれば、認めますが、どうでしょうか・・・?

 

「ノートを小さく、隙間なく並べられたときの達成感(?)」が理由なのでしょうか?ノートにあとから書き込む余裕もないくらいびっしり書く子、ひとマスに4ケタくらい数字をねじ込む子、1ページをさらに何分割かして使う子、筆算を端の余白部分に小さく書く子、表やイラストを小さく写す子…本当に色々いますが、やめましょう。

まず、チェックする時に見難いです。アドバイスや直しを入れるにもスペースがない。位取りや0の数を間違えたり、計算ミスを引き起こしたり…いいことと言えばノート代を節約できることでしょうか?でも君たちのお父さん、お母さんはノート代をケチって成績が上がらないよりかは、ノート代が少し増えただけで成績が上がるなら喜んで買ってくれると思いますよ?(そうですよね?)

ノートに関しては算数なんかで、間違えるとすぐ消す子もまた多いですが、大きくバツでもして次にすすめば良いと思います。ミスを残すのは気持ちがあまりすすまないかもしれませんが、なんのためにやっているかを考えれば、どちらが良いのかは明白ですよね。

 

また、ものを大事に使うのは良いことなのですが、小さくなりすぎた鉛筆や消しゴムも使わない方が良いと私は考えます。それらを使うことで、効率が落ちたり、鉛筆の持ち方がおかしくなるのはあまり良いことではないですよね。

 

筆記用具、細かいことですが、毎日使うものです。

今一度使い方を考えてみましょう!

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