月例テストについて

学年が切り替わって初めての月例テストが今週の日曜日に実施されます。前の学年からいる生徒にとっては、いつも通りのテストですが、今年度より入塾した生徒、また新5年生にとっては初めてのことも多いので、ここで月例テストについて説明をさせていただきます。

月例テストは、應修会とは別の、外部のテスト会社が実施するものを採用しております。

3年生までは2教科、4年生以降は4教科となります。

毎月1回テストがあり、日程につきましては、毎月送付させて頂いているカレンダーに記載をさせて頂いております。

出題範囲ですが、教室として公表はいたしません。教室の授業カリキュラムとテストカリキュラムが連動していないことが理由のひとつですが、範囲がわかった上で臨むテストの意義に関しては、ご入塾時に説明をさせて頂いた通りですので、ここでは割愛させていただきます。

「試験」としての場数を踏む意味合いもございますので、なるべく指定日に受験をしていただきたいのですが(特に5年生以降の生徒)、やむを得ず指定日に都合がつかない場合は、指定日よりも前であれば振替受験をすることも可能です。ただし、その場合は不正行為防止の観点から、解答解説を指定日の翌日以降でないとお渡しできませんので、予めご了承ください。

振替受験も難しい場合は、試験終了後以降に問題と解答をお渡しする形となります。集計、採点はできませんが、お時間をつくって取り組んでいただければと思います。

また、振替受験をご希望の場合は、希望日の前日22時までに教室までご連絡ください。指定日による受験よりも時間がかかり、他教室で授業が行われている可能性もあるため、同一環境下での受験ではなくなることも併せてご了承ください。さらに、事前に振替受験をした生徒は、指定日終了まで問題内容を一切口外しないようにしてください。

月例テストの指定日が外部模試と重複してしまう場合は、外部模試を優先してください。

 

 

5年生と6年生に関しては、テスト終了後1週間以内にテスト直しノートを提出してもらいます。

以下そのルールとなります。

 

各科目で1冊ずつノートを用意してください。授業用や宿題用のノートとの併用、教科を混合させたり等は認められません。

間違えた問題の全てを、「間違えた理由に関わらず」やり直しをします。その際、解答だけを書いたり、解説を丸写しすることは認められません。

やり方としては、
①正しい答え、②どこまで理解できているのか、③答えの求め方、④間違えた原因の解明、⑤関連知識
ここらへんがわかりやすくまとまっていることが求められます。

今から見本をあげていきますので、具体的に見てみましょう。

まずは算数です。

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図や文章で情報を整理し、式も整然としていて見やすいです。何故間違えてしまったのか、その原因もはっきりとわかります。
ただし、算数は直していてもわからないことも多々あります。
その場合は、例えば「線分図まで書いたが、ここからわからない」とか「文章の意味は理解できたけど何をしたらよいのかわからない」等、理解できた部分を明示しておきましょう。そうすれば講師からの解説やヒントがかえってくるはずですので、それを基にもう一度考えてみればよいのです。

国語は読解問題の直しに苦戦する人が多いですが、こちらも良い見本があるので見てみましょう。

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記述問題の解答までのプロセス、選択問題は消去法で間違えである理由が明示してあり、漢字の間違えも丁寧に直すことができています。このようにコツコツと自分の考えと正答とのズレを修正していくことが、読解では大切です。

社会はさっと直そうと思ったらすぐに直せてしまう科目ですが、しっかりと自分の苦手な部分を考えまとめると、意外に時間がかかります。

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このようにただ答えをドンと書くのではなく、関連知識を調べてまとめたり、間違えたポイントをわかりやすく残すことが大切です。このようにまとめていくことで、知識問題への対応はもちろん、暗記だけでは対応できない問題にも強くなります。

理科も基本的には社会と同じですが、計算問題等は以下のように直しましょう。

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このように、ただ解説を写すのではなく、自分で考えた過程を残すようにすると良いでしょう。

テスト直しは時間のかかる作業ではありますが、後々自分の大きな力となっていきますので、しっかりと取り組むようにしましょう。

 

以上のようなノートを作成したら、100円ショップ等で売られている「ジッパー付の中が見えるファイル」に、①ノート、②問題用紙、③解答、④教室に置いてある「添削依頼書」を同封し、入口左の青いBOXに入れておいてください。各担当講師が1ページ1ページ細かにチェックをかけていきます。問題なければ返却、問題があれば再提出を命じます。

 

最初はうまくノートを作れない子も多いですが、何回か繰り返すことによってできるようになります。大変ですが、がんばりましょう。

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