通常授業再開

昨日で春期講習が無事終了しました。

4年生、5年生は進級して初めての講習授業で、体力的にかなりきつそうではありましたが、なんとか乗り越えることができました。来週から授業がまた始まりますが、きっと随分と楽に感じられるでしょう。

4年生は「しっかりと覚えてくる」ということをテーマに掲げて授業を進めました。たった8日間でしたが、確認テストの点数がクラス全体で安定してきたと思います。

5年生は1日6時間のハードスケジュールでしたが、「宿題とはこうやって進めるもの」「わからない問題にあたったときにどうするか」この2点を生徒たちに口酸っぱく伝えました。

 

一方6年生は慣れたものですね。5年生の時間割に加え、単科講座を受講した人は最大8時間の授業でしたが、下級生に比べて余裕そうな表情な子が多かった印象です。

算数と国語は過去問に取り組んでいき、すでにある程度の学校でも合格点が取れている子、そうでない子と様々いましたが、ゴールまでの距離感をしっかりとイメージできたのではないでしょうか。

残り10か月で詰めなければならない箇所を洗い出し、徹底的に苦手をつぶすこと。そして自分の強みをしっかりと伸ばすこと。

それを意識できたのであれば、この春期講習は大きな意味があったといえるでしょう。

 

さて、明日は進級後初めての月例テストがあります。

月例テストについての注意点はコチラをごらんください

5年生と6年生はテスト直しをして、提出してもらいます。

テスト直しの仕方ですが、以下のようになります。

 

1、各科目1冊ずつのノートと100円ショップなどで売っている透明でジッパーのついたファイルを用意してください。

2、各科目のテストで間違えた問題を「すべて」直します。

3、直しは答えを書いてくるのではなく、「次同じような問題が出た時に間違えないようにする」ために行うので、「何ができていれば、何を覚えていればできたのか」をノートに書き記してきてください。

4、解答解説をただただ丸写しにしてきたものは認めません。なぜなら正解の理由はそれなりに書いてありますが、不正解の理由は殆ど書いていないからです。また、「○○だから~だ。」の○○の部分、つまり前提が突飛なものが多いためです。間違えた部分の単元をテキストで探し、ひとつひとつ「自分なりの解説」を書いてきましょう。

5、どうしてもわからない部分はスペースを空けておいてもらって構いません。ただし、白紙であったり、「わからない」とただ書いてくるのは禁止です。必ず「ここまわかったのだけど・・・」というのがわかるようなものにしましょう。そうでなければヒントの出しようがありません。

6、ケアレスミスも立派なミスです。そして、試験中に集中していなかったり、うっかりしてしまう自分の実力をしっかりと受け止めましょう。どんな間違えでもしっかりと直すことが必要です。

7、直しはすぐに行いましょう。時間がたってしまうと、記憶が薄れ、余計に時間がかかります。

8、直しの途中で質問をしてもらっても構いません。中途半端なものを提出すると「再提出」となりますので、各担当の先生に聞きながら行うのも大事なことです。

9、全科目とも直し終わったら、ファイルの中にノート、問題用紙、解説を入れ、教室の直しノート提出ファイルに「添削依頼書」を添えて入れておいてください。各担当講師が順番に添削していきます。

10、数日後、「返却」のファイルのところに自分のファイルが入っていますので、速やかに回収してください。「完了」か「再提出」の評価がくだされていますので、「再提出」となった科目があった場合は、何がいけなかったのかを質問し、再度直しをしていきます。ノートにはかなり厳しい言葉が並ぶこともありますが、めげずに頑張ってください。

 

5年生はわからなくなったら、6年生のすばらしい見本を見せてもらいましょう!1年間しっかりと直しをしてきているので、良いお手本となると思います!

穴を見つけたら眺めるのではなく、しっかりと埋めて、補強をする。地道な努力は大きな成果を生みます。

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