8期生の受験を終え、新学年スタート

合否の結果もすべて出そろい、應修会8期生の受験も終了を迎えました。

千葉での結果をもって、皆で都内にチャレンジをかけていった中で、第一志望にご縁を頂けた子、そうではなかった子、中には都内での合格を頂けなかった子もいました。

理由は様々ですが、景気回復と少子化により私立中学受験を考える家庭の増加、平均偏差値帯を境に上下に割れている東京神奈川の私立校の状況、私立大学の定員に対する措置のあおりを受けて過熱を極める附属校人気、その厳しい附属校へのうちからの受験生がここ2、3年多くなっているのは私が附属校出身なせいもあるのでしょうか…。

とにかく、今年も涙を飲んだ子がいることは特に9期生の子達にはわかっておいてほしいなと思います。

「みんなすごいすごい!僕も私もそうなるかな」と単純に思うだけではやはりだめで、あれだけ努力をしていた8期生でも通らない厳しさをしっかりと胸に刻み、行動に起こしてもらいたいと強く願います。

 

8期卒業生の皆とそしてなによりお父様お母様には、本当にお疲れ様でしたと、その労をねぎらいたい気持ちでいっぱいです。昨年は特に、厳しく指導する難しさを痛感させられる出来事が多い中、相も変わらず厳しさいっぱいの指導に最後まで耐え抜いてくれた子どもたちと最後まで諦めずに見守り続け、時に一緒に苦労して頂いた保護者の方々には頭が下がる思いです。

何度も話したことですが、まずはどのような結果であっても、自分の目の前に揃った結果を受け入れること。ご縁を頂けた学校での新生活を思い浮かべながら、残り僅かの小学校生活を充実したものにしてください。先を楽しみにしすぎて今いる環境をおろそかにするのはよろしくないです。

そして進学校でも附属校でも勉強に勤しむこと。大人になればわかりますし、大人にならないとわかりませんが、フルに勉強できる時間というのはとても貴重なものです。二度と訪れない期間なので学ぶ楽しさを少しでも感じてもらいたいと思います。君たちが入りたいと願って行く学校なのだから、そこらへんに長けた先生方がきっと興味深い授業をしてくれることでしょう。

また、何か打ち込むことを見つけましょう。手っ取り早いのは部活ですね。運動部でも文化部でもいいですが、気力、体力を使って何かをするのはとても大切なことですし、自分の居場所も確保しやすいです。忙しく生活することこそ勉強に集中する時間も生まれます。

 

毎年皆が色々な学校に行き、卒業生たちがその様子をちょくちょく話に来てくれるのを聞くと、「いいなー。もう一回過ごしたいな。」と思いながら、「もっとこうしたかったな。ああしたかったな。」と後悔に近いものも感じます。これはなくなることは無いのかもしれませんが、大人になって時にその後悔がなるべく小さくなるような学生生活を送ってくれることを祈っております。

引き続いて授業に来てくれる子もいますが、そうでなくても教室に来てもらえたらうれしいです。

 

3月には恒例のUSJ卒業旅行やフットサル大会も開催します。詳細決まりましたらまたお知らせ致しますので、楽しみにしていてください。

 

8期生、そして保護者の方々、本当にお疲れさまでした。幾多もある塾の中で当塾を選んで最後まで受験をしていただけたこと、御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

應修会   塾長 茂山起龍  

 

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